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「Gamma Data」社が「2021年中国ゲーム産業発展傾向レポート」を発表

先日、「Gamma Data」社が「2021年中国ゲーム産業発展傾向レポート」を発表した。データによると、2021には中国のゲーム市場の実際の売上高は、2900億元を超えると予想されている。近年では、ゲーム製品の品質をより重視する発展方針に切り替えた後に、ゲーム性の革新、コンテンツの表現力、技術レベルなどの面で大幅な成長を見せており、それに伴いゲームがもたらす売上も向上したとのこと。

製品面では、2021年のゲーム市場の競合は例年に比べてますます厳しくなり、上半期でリリースされた新規ゲームの売上高が全体の21.3%にとどまっているという。これは主に、現段階では一般的なジャンルやコンテンツにおいての競合が激しく、ユーザーのニーズも殆ど満たされたことによるもので、新規ユーザーの開拓やニーズの細分化がこれからの市場競争の重点となることが予想される。

中国の自社開発ゲームの海外市場における実際の売上高は、2021年には170億ドルを超えると予想されている。現在、海外で一番人気のある中国ゲームのジャンルはシミュレーションゲームで、このジャンルにおいての競争がとても激しい。今後海外市場で成功するには、ゲーム企業は更にMMORPG、ARPG、パズル等の海外ユーザーに人気なジャンルを開拓して、マルチジャンルでの競争優位性を確立する必要がある。

MMORPG、ARPG、MOBA、ターン制RPG、シミュレーション等の活力のある、そして比較的に安定したコアユーザーを有しているゲームジャンルは、依然としてモバイルゲーム市場の売上に大きく貢献している。

また、「Gamma Data」社のデータによると、2021年1月から6月までのランキング上位に入っている新規ゲームのうち、革新的な遊び方を有するゲームは全体の40%を占めているという。ここ数年、上位に入るゲームは遊び方での革新はずっと続いており、斬新的な遊び方を有するゲームは継続的に増えている。一部のジャンルでは依然として重複するコンテンツはあるが、オープンワールドや自由度の高い探索等の斬新的な遊び方も、近年では急速な発展を遂げ、多くのユーザーの好評を博していた。

題材から見ると、ファンタジー、神話、伝説等の伝統的な題材は依然として高いシェアを占めている。しかし、近年では伝統的な題材は競合は激しく、SF、アニメのゲーム化等の新興題材が若いユーザーにとってはより受け入れられ易いという。

ユーザー面では、38.4%のモバイルゲームユーザーはコンシューマー、PC等のプラットフォームでゲームを遊んだ経験があり、そのプラットフォームについてよく知っているという。コンシューマー、PC等のプラットフォームが長年にわたって発展しており、今後は更に色んなマルチプラットフォームで展開するゲームがこれらのプラットフォームに参入することが予想される。

近年のモバイルゲーム市場では、ユーザーの幼少時代の懐かしいコンテンツを題材にしたゲームが数多く登場している。調査によると、87.2%のユーザーが「幼少時代の懐かしいコンテンツを題材にしたゲームに惹かれる」と回答しており、こういったゲームは確かにユーザーに受け入れられやすいことが証明されている。幼少時代で体験したものをもう一度味わいたいっていうのは、これらのユーザーが求めていること。

また、現段階では幼少時代のコンテンツを題材にしたゲームに惹かれたユーザーは、これらのゲームのクオリティに対して比較的に寛容ではあるが、今後はこれらのゲームのクオリティに対する要求も徐々に高まることが予想され、関連した事業を展開しているゲーム企業は事前に対応する準備を始める必要がある。

 

 

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