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「Gamma Data」が『2022年4月の中国ゲーム産業レポート』を発表し、実質売上高は前年同期に比べて3.40%減少

先日、中国のデータ調査会社「Gamma Data」が『2022年4月の中国ゲーム産業レポート』を発表した。データによると、2022年4月の中国ゲーム市場の実質売上高は229億9000万元で、前月比1.86%増、前年同期比3.40%減となったとの事。

そのうち、PCゲームの実質売上高は49億3900万元で、前月比、前年同期比ともに増加した。前月比の増加の主な原因は『リーグ・オブ・レジェンド』、『クロスファイア』、『アラド戦記』等の人気タイトルの売上の増加によるもの。一方、前年同期比の成長率はわずか0.09%にとどまり、市場規模は去年に比べて大きな変化はなかった。

2022年4月の中国モバイルゲーム市場の実質売上高は169億5900万元で、前月比2.39%増となった。成長の主な理由は、2つある。1つ目は、4月に新しくリリースされた『深空之眼』、『龍之国物語』等の新規ゲームが注目され、全体の売上高の増加に繋がった。2つ目は、『Game for Peace』、『重返帝国』等の人気ゲームが新しいイベントを開催する事になり、売上の増加に貢献した。だが、売上高は前年同期に比べて5.29%減となり、これは主に新作ゲームが去年に比べてそこまでの人気を集める事が出来なかったという。

2022年4月、中国の自社開発ゲームの海外市場における実質売上高は15億3600万ドルで、前月比1.53%増となった。そのうち、『コール オブ デューティ モバイル』が新しいシーズンイベントを開催する事により、売上高の成長に繋がった。

2022年4月のゲーム売上予測ランキングにおいては、ゲームジャンルの多元化が続いており、TOP10にランクインしたゲームのジャンルが全部合わせて7種類となっている。そのうち、シューティングゲームとストラテジーゲームはそれぞれ2本ずつランクインしており、新規タイトルのランクインはなかった。そのうち、『リーグオブレジェンド:ワイルドリフト』は新しいコスチュームとイベントの登場により注目され、売上の増加に繋がり、基本的にはiOSのベストセラーランキングでTOP10以内の順位をキープした。『夢幻西遊』はゲームに基づいてアニメ化された作品『時空之隙』がビリビリで放送を開始したおかげで注目され、順位が1つ上げた。『重返帝国』は3月29日にリリースされた新規タイトルであるため、4月の順位は前月より大幅に上げた。

2022年4月、MMORPG/ARPGジャンルの占めた売上のシェアが最も高く、前年同期とあんまり変わらない。ターン制RPGジャンルの占めたシェアも前年同期に比べて増加する事になり、これは主に『夢幻西遊』、『問道』等の人気タイトルが売上に貢献しているおかげとの事。ストラテジー(シミュレーションを含む)ジャンルの占めたシェアも前年同期に比べて増加する事になり、これは新規タイトル『重返帝国』が注目されているおかげという。去年に比べて、TOP10にランクインしたジャンルには新たにオートチェスが加わった。

2022年4月、サービス終了となったモバイルゲームの数は前月に比べて150%と大幅に増加した。サービス終了となったゲームのうち、リリース後2年未満のゲームの数が全体の8割を占めたとの事。

2022年4月、初月売上ランキングのTOP5のうちに、『深空之眼』がトップに君臨しており、ランクインしたすべてのゲームのジャンルがMMORPG/ARPGとなっている。『深空之眼』は「Yongshi Technology」より開発されたSFを題材にしたARPGゲームで、リリース後6日間連続でiOSのディリーベストセラーランキングのTOP10にランクインしており、初月の売上が2億元を超えると予測されている。

2022年のゲーム化された新規タイトルは、主に小説等に基づいている。こういったゲーム作品はクオリティが徐々に向上しているだけでなく、全体的なプロモーション戦略も多元化・高度化する傾向が見られている。そのうちの小説『慶余年』に基づいてゲーム化された作品は2022年IP新規ゲームの売上ランキングでトップに君臨しており、唯一の小説を原作とするタイトルとなった。

『慶余年』は同名小説を原作とした3D武侠MMORPGゲームで、3月25日に全プラットフォームでリリースされて以来、長期的にiOSのベストセラーランキングのTOP50にランクインしており、累計売上は約2億元近くになる見込みで、この成績は同年のMMORPGの中でも突出している。

 

 

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