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中国のゲーム版号は8ヵ月ぶりに発行され、合計45本のゲームが版号を取得

4月12日に関連する情報サイトから発表されたニュースによると、中国のゲーム版号(ライセンス)は8ヵ月ぶりに発行されたとの事。今回は「Lilith Games」、「西山居」、「X.D. Network」、「4399」、「37Games」、「雷霆ゲームス」などのゲーム会社の45本のゲームが新たに版号を取得していて、それらのゲームにはPCゲーム、スマホゲーム、コンシューマーゲーム等が含まれている。

今回版号を取得した45本のゲームが審査を受けた日は4月8日で、263日ぶりにゲーム版号が再発行されたという事になる。このいいニュースの影響を受け、中国の証券市場に上場したゲーム会社の株価が全体的に上がり、さらに「KINGNET NETWORK CO」、「Yoozoo Games」等の何社がストップ高となった。今回版号を取得した会社の中には「テンセント」、「ネットイース」、「BILIBILI」等の大手企業が含まれておらず、版号を取得したゲームの数も前回よりもかなり少ないが、関係者によると4月の下旬にはもう一度、版号を発行する予定があるとの事。

2021年7月から、中国がゲーム版号の発行を一時的に中止した。これは主に子供の親からゲームに対する苦情が寄せられて、政府は対策として未成年者のネット中毒防止措置を実施し、その影響で版号の発行を中止したとの事。これは2018年に続いて、2回目の版号発行中止となる。2018年では、国家新聞出版署がゲーム審査の権限を各省級の新聞出版機関に委譲するというのは当時の版号発行中止の理由という噂があったが、今回の版号審査ではそれが本当である事が証明された。

11日夜、業界関係者はSNSで版号の発行を祝い、「X.D. Network」のCEOである「黄一孟」もツイッターで「やっと版号が開放された。とても喜ばしい事だ」と発言した。

しかし、版号が発行中止となっている間に、倒産した関連企業も少なくない。「証券日報」から発表された情報によると、2021年だけで中国国内は14000社のゲーム関連会社が倒産し、「ByteDance」、「Baidu」等の大手企業も社員を解雇して赤字を減らしていた。

「Baidu」傘下の開発チーム「多酷」より開発された新規タイトル『進撃の兎』は今回で版号を取得したけど、「多酷」チームはもう2021年末に解散されたとの事。

版号が発行中止となっている間に不安が広がり続け、ゲーム産業の市場にも影響を与えた。「テンセント」の株価は2021年7月末の580香港ドルから375香港ドルとなり、35%下落した。「ネットイース」の株価は2021年7月末の114ドルから96ドルとなり、16%下落した。「BILIBILI」の株価は2021年7月末の88ドルから28ドルとなり、68%下落した。

不安の中で、様々な憶測や噂が飛び交う。今回審査に通った45本のゲームは、そのタイトルとジャンルから、これらの噂の真偽を証明した。『砂石鎮時光』、『鋳時匠』、『陶芸大師』、『塔狩手』、『微光之鏡』等の何本かのゲームがインディーゲームとなり、インディーゲームが比較的に審査に通りやすいと思われる。

今回版号を取得したゲームのうち、『虚樹迷宮』は二次元を題材にしたゲームで、『道途漫漫』と『逍遥大陸』は修仙(仙人になるために修行をする)を題材にしたゲームで、『少年三国志:口袋戦役』は三国を題材にしたゲームとなっていて、二次元、修仙や三国題材のゲームは審査に通れないという噂を払拭した。一方、今回審査に通った45本のゲームのうちにはトランプゲームやボードゲームが含まれておらず、この2ジャンルが今後審査に通りづらいという噂が裏付けられた。

今回の版号の発行再開は、中国のゲーム業界にとって大きな好材料となっている。今後、ゲーム業界が再び軌道に乗っていく事が期待されている。

 

 

 

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