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「Gamma Data」社が「2021年10月モバイルゲームレポート」を発表

先日、「Gamma Data」社が「2021年10月モバイルゲームレポート」を発表した。データによると、2021年10月の中国のモバイルゲーム市場の実質売上高は186億3800万元で、前月比3.37%増、前年同期比0.48%増となった。

ゲーム作品から見ると、10月は『王者栄耀』は新しいコラボイベントを開催する事によって、売上の増加に繋がった。一方、『リーグオブレジェンド:ワイルドリフト』、『キャッスルロード3:魂の詩』等の新規ゲームのリリースや国慶節の影響により、全体的な売上が増加したとの事。

2021年10月、中国の自社開発ゲームの海外市場での実質売上高は15億7700万ドルで、前月比1.79%となった。これは主に、『原神』や『Rise of Kingdoms -万国覚醒-』等の人気ゲームの海外での売上が減少したことによるもの。

売上測算ランキングのトップ10では、トップ3のゲーム作品は前月と変わらず、新規タイトル『リーグオブレジェンド:ワイルドリフト』が新たにランクインした。これによりMOBAゲームが2タイトル、トップ5にランクインしている。

2021年10月のモバイルゲーム売上ランキングTOP50において、MOBAジャンルが占めるシェアが最も高く、前年同期と比べて大幅に増加した。これは主に、『王者栄耀』と新規タイトル『リーグオブレジェンド:ワイルドリフト』の好調な売上によるもの。

2021年10月のiOSダウンロード数測算ランキングのトップ10では、『リーグオブレジェンド:ワイルドリフト』がトップとなり、MOBAゲームが1位と2位を占めている。『リーグオブレジェンド:ワイルドリフト』はリリースから1ヶ月の間、iOSの無料ランキングで2位になったのはたったの1日で、それ以外はずっとトップの座を占めている。

2021年10月の初月売上測算ランキングのトップ5では、MOBAゲーム『リーグオブレジェンド:ワイルドリフト』がトップの座を占めている。「テンセントゲーム」が代理パブリッシングを行う『リーグオブレジェンド:ワイルドリフト』はリリース初日にiOSセールスランキングのトップ2にランクインし、TapTapで8.1の高評価を獲得した。

『リーグオブレジェンド:ワイルドリフト』をさらに分析するために、「Gamma Data」社がユーザーアンケートを実施したところ、ユーザーの毎日の平均的なプレイ時間は比較的に短い、マッチングシステムに対する満足度もグラフィック、操作性に対する満足度よりも低いという結果が出た。調査によると、ユーザーがゲーム中で最も課金したコンテンツはキャラクターの外見関連(スキン等)で、ゲームのプレイ時間は30分以内が殆どだという。

2021年10月、iOSのディリーセールスランキングトップ200にランクインした新規ゲームの数は12本で、前年同月より1本、前月より2本減少した。

 

 

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