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「Leiting Games」は「カイロソフト」と提携してゲームの代理事業を展開することを発表

10月22日、中国のゲーム会社「厦門吉比特網絡技術股份有限公司」の完全子会社である「Leiting Games」は、日本の「カイロソフト」社と提携してゲームのパブリッシングと代理事業を展開することを発表した。公開された情報によると、同社は10月28日に『冒険ダンジョン村』、『開園ピクセル牧場』、『常夏プールパレス』の3タイトルをリリースする予定となっていて、全て無料で体験することができる。

「カイロソフト」は前のパートナー会社「北京識君互娯網絡科技有限公司」の契約違反行為により、一部のゲームが配信停止となっていた。将来的には、「Leiting Games」はこれらの配信停止となったゲームの再リリース及び中国国内に向けてリリースする新規ゲームの代理事業を展開する予定となっている。

カイロゲームとは、日本の「株式会社カイロソフト(kairosoft)」からリリースされたピクセルのグラフィックが特徴的なシミュレーションゲームのことである。これまでに「カイロソフト」社は「北京識君互娯網絡科技有限公司」と提携し、自社のゲームを中国の大手アプリ配信ストア「TapTap」でリリースし、プレイヤーから沢山の好評を博した。

だが「識君」社の契約違反行為により、最終的に「カイロソフト」社が巻き込まれるような形になった。10月16日に、「カイロソフト」社の創業者はSNSを通じて「カイロソフト代理事件に関するお知らせ」を発表した。その内容によると、「カイロソフト」社は2018年に既に「識君」社との契約を解除したとの事。更には、「識君」社の数々の契約違反行為を詳しく公開した:「カイロソフト」からの許可を受けていない状態で、勝手にゲームのキャラや時代背景等の内容を改変して新規タイトルとしてリリースし、その契約違反行為がもたらした不法収入を独り占めをした等。

「Leiting Games」が「カイロソフト」社と提携することを発表した後、「TapTap」も自社のWeiboでの公式アカウントを通じて「識君が代理運営したカイロソフトのゲームに対する処理結果について」を発表し、「識君」社が中国市場に向けて代理運営した「カイロソフト」社の全てのゲームの配信を停止し、「識君」の契約違反行為による不法収入を決算することを表明した。

 

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