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「bytedance」が『雷霆遠征』の開発会社「雷霆瀚海」に出資

近日、中国の企業調査アプリの検索情報によると、「北京雷霆瀚海科技有限公司」というゲーム会社に企業情報の変更があり、「bytedance」の関連会社である「北京量子躍動科技有限公司」を新たな株主として追加したことがわかった。

「北京雷霆瀚海科技有限公司」は2015年に設立され、法定代表者は「李幼佳」氏で、登録資本金は2520万元。同社は2017年に『農場物語』というタイトルをリリースしましたが、最後の更新日は2019年8月28日になっていて、現在はサービスを停止している。

この他にも、「雷霆瀚海」は「Games Workshop」からウォーシミュレーションゲーム『ウォーハンマー40,000』のIPライセンスを取得し、ゲーム『雷霆遠征』の開発を開始した。

『雷霆遠征』は星間3Dウォーシミュレーションをジャンルとしたゲームで、遊び方は伝統的な三国戦争の題材を覆し、全く新しい宇宙戦争シミュレーションの遊び方を創り出した。ウォーハンマーユニバース4万年の長きに渡る壮大で雄大な戦争叙事詩、一度は停滞したが、プレイヤーはここから再びスタートする事になる。ゲーム中の「遠征」という遊び方はRTSの要素を取り入れ、10以上のオリジナルストーリーと100以上のPVEステージを持っている。

2020年4月に『雷霆遠征』は版号を取得し、現在ゲームは開発・テストの段階にある。

今年の「bytedance」はゲーム業界におけるレイアウトを特に注目し、カジュアルゲームへの出資や投資に加えて、ミッドコアとハードコアゲームへの投資も増やしている。『雷霆瀚海』は海外でのパブリッシングのノウハウを持っていて、『ウォーハンマー』のIPライセンスとそれに基づいて開発したシミュレーションゲームも所有しており、これは「bytedance」が「雷霆瀚海」に出資する大きな要因となっている。今後も、「bytedance」の投資動向に注目していきたい。

 

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